「引き出しの奥から、3年前に買ったお守りが出てきた……」
「ずっと気に入って付けているけれど、これって期限切れなのかな?」
お守りには一般的に「有効期限は1年」という説があります。それを聞くと、1年以上経ったお守りを持っていることが、なんだか悪いことのように思えてきませんか?
「効果が切れるどころか、逆に悪い気が溜まったりしないかな」と不安になる気持ち、痛いほど分かります。
私も以前、受験の時に貰ったお守りを捨てられず、5年以上も持っていた経験があるからです。
でも、安心してください。
神職の方に伺ったり、実際に学びを深めたりする中で、「お守りに厳密な期限切れ(賞味期限)はない」ということが分かりました。
今回は、期限を過ぎたお守りの正しい考え方と、私が長年持っていたお守りを手放すことに決めた「心のタイミング」についてお話しします。

「1年で効果が切れる」説の本当の意味
まず結論から申し上げますと、1年過ぎたからといって、お守りがただの布切れになったり、呪いのアイテムになったりすることは絶対にありません。
では、なぜ「1年」と言われるのでしょうか。
これには、日本古来の「常若(とこわか)」という素敵な考え方が関係しています。
「常に若々しく」気をリフレッシュする習慣
神道では、「清らかで新しいものには、強い力が宿る」と考えられています。
1年経ったから効果がゼロになるのではなく、「1年間守っていただいた感謝を伝え、新しいお守りを受けて、気持ち(気)をリフレッシュしましょう」という目安が1年なのです。
つまり、「期限切れ」ではなく「更新時期」と捉えるのが正解です。
古いお守りを持っていたからといって、バチが当たったり運気が下がったりすることはないので、まずは安心してくださいね。

私が3年持ち続けたお守りを手放した理由
「期限はない」と言われても、実際いつまで持っていていいのか迷いますよね。
私は、ある「合格祈願」のお守りを、合格した後もずっと持っていました。デザインが気に入っていたのと、苦しい時期を支えてくれた相棒のような愛着があったからです。
しかし、3年ほど経ったある日、ふとお守りを見た時に変化を感じました。
「あれ、なんだかすごく疲れているように見える……」
白い布地が薄汚れていて、紐もヨレヨレになっていました。
それを見た瞬間、「あ、もう十分守ってもらったんだな。休ませてあげよう」と自然に思えたのです。
これが、私にとっての「手放すタイミング」でした。
期間などのルールではなく、自分の心が「ありがとう」と素直に思えた時こそが、お守りをお返しするベストな時期なのだと実感しました。
こんな時はお返しのサインかも
私の体験から、以下のような時は返納を検討しても良いかもしれません。
- お守りが著しく汚れたり、紐が切れそうになった時
- 願い事(受験や安産など)が無事に叶った時
- お守りを見た時に、ときめきよりも「古さ」を感じるようになった時
どうしても手放したくない!愛着がある場合の対処法
中には、亡くなった方から頂いた形見のお守りや、遠方の特別な思い出があるお守りなど、どうしても手放したくないものもあると思います。
その場合は、無理に返納しなくて大丈夫です。
神様は心が広いので、「ずっと持っていたい」という大切にする気持ちを罰したりはしません。
ただし、カバンの底に入れっぱなしにするのは可哀想なので、扱い方だけ少し変えてみましょう。
自宅で「記念品」として大切にする方法
私は、手放せないお守りは「現役のガードマン」から「名誉顧問」になってもらうイメージで、自宅に安置しています。
- 目線より高い棚の上などを綺麗に拭く
- 白い布や和紙を敷く
- その上にお守りを丁寧に置く
こうすることで、お守りもゆっくり休めますし、見るたびに当時の思い出や感謝の気持ちを振り返ることができます。
もし、自宅の環境を整えて、より良い運気を呼び込みたいと考えるなら、場を清めるアイテムを活用するのも一つの方法です。
まとめ:期限に縛られず、自分の心に従おう
「お守り 期限 過ぎたもの」と検索して不安になっていたあなたへ。
大丈夫です。あなたのそのお守りは、期限切れのゴミなどではありません。
1年経っていても、3年経っていても、あなたが「まだ持っていたい」と思うなら持っていて良いのです。
そして、「そろそろ区切りをつけたいな」と思った時が、お返しのタイミングです。
一番大切なのは、日数計算ではなく、お守りに対する「感謝の気持ち」。
もし今、手元のお守りを見て「ありがとう」よりも「どうしよう」という不安が勝るなら、それはきっと、新しいお守りと交換して、あなた自身の気持ちをリフレッシュさせる時期が来ている合図かもしれませんね。

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