「あ……御朱印帳、家に忘れてきた……」
楽しみにしていた神社巡り。境内の静かな空気の中で、いざ授与所へ向かおうとした瞬間に気づく「忘れ物」。あの時の、血の気が引くような絶望感といったらありませんよね。
実は私も、先日鎌倉の神社を巡った際に、一番大切にしている御朱印帳を玄関に置いたまま出かけてしまうという大失敗をしました。その時は「もう今日は諦めるしかないのかな」と半ば泣きそうになっていました。
でも、安心してください。御朱印帳を忘れても、その日のご縁を諦める必要はありません。
多くの神社では「書き置き(かきおき)」という、あらかじめ紙に書かれた御朱印を用意してくださっています。今回は、私が実際に書き置きを授かった際のマナーや、後で御朱印帳へ「シワ一つなく」綺麗に貼るためのコツについて、私の体験談を交えて詳しくご紹介します。

御朱印帳を忘れた時の救世主「書き置き」とは?
御朱印帳を忘れた場合、多くの神社では「半紙」や「和紙」にすでに御朱印が押印・墨書きされたものを授けていただけます。これを「書き置き(かきおき)」と呼びます。
以前の私は、「御朱印はその場で帳面に書いてもらうもの」という思い込みが強く、紙でいただくのは少し寂しいような、申し訳ないような気持ちがありました。しかし、神職の方にお聞きしたところ、書き置きも立派な御朱印であり、神様とのご縁に変わりはないと教えていただき、心がとても軽くなったのを覚えています。
書き置きを授かる時のスマートな伝え方
授与所で「御朱印帳を忘れてしまいました」と言うのは少し恥ずかしいかもしれませんが、正直に伝えて大丈夫です。私はいつも、このように伺うようにしています。
「本日、御朱印帳を持ち合わせていないのですが、書き置きでいただけますでしょうか?」
こうお聞きすれば、ほとんどの神社で「はい、ございますよ」と笑顔で対応していただけます。初穂料(代金)も通常の御朱印と同じ場合がほとんどです。

後悔しないために!書き置き御朱印を綺麗に貼る私の3ステップ
書き置きの御朱印を持ち帰った後、最大の難関が「御朱印帳への貼り付け」です。私は最初、適当なスティックのりで貼ってしまい、乾いた後に和紙がボコボコに波打って、台無しにしてしまった苦い経験があります。
そんな失敗を経てたどり着いた、**「シワにならない、まるで直接書いたような」**貼り方のコツを伝授します。
1. サイズを慎重に確認する(必要ならカット)
書き置きの紙は、御朱印帳のサイズより少し大きいことがあります。そのまま貼ると端がはみ出して折れてしまうので、まずは御朱印帳の上に乗せてサイズを確認しましょう。
もし大きい場合は、カッターと定規を使って慎重にカットします。この時、**「文字や印が中心に来るように」**上下左右のバランスを考えるのが、美しく仕上げるポイントです。
2. 「テープのり」か「スプレーのり」が最強
水分量の多い液体のりや、安価なスティックのりは、和紙をふやかしてシワの原因になります。私は現在、**「テープのり」**を愛用しています。シワにならず、四隅をしっかり留めるだけで綺麗に定着します。
より本格的に仕上げたい時は、文房具店などで売っている「剥がれにくい強粘着のスプレーのり」を使うと、全面がピタッと密着して、後から帳面を開いた時に浮いてくることがありません。
3. 貼り終えたら「重し」をして一晩置く
貼った直後は綺麗に見えても、時間が経つと反り返ってくることがあります。私は貼り終えた御朱印帳を別の厚い本などの間に挟み、一晩じっくり「重し」をして寝かせます。これで、まるで最初から帳面に書かれていたかのような、真っ直ぐな仕上がりになります。
御朱印帳を忘れないために、私が始めた習慣
書き置きでいただけるのはありがたいことですが、やはり自分の帳面にお書きいただくのは格別の喜びがあります。二度と忘れないために、私はいくつかの工夫を始めました。
- 神社巡り専用のカバンを用意し、御朱印帳を常に入れておく
- スマートフォンの「お出かけリスト」に御朱印帳を登録する
- 玄関の鍵置き場に、御朱印帳の入った袋を吊るしておく
また、参拝という神聖な行為をより大切にするために、自分自身の身の回りを清めることも意識するようになりました。御朱印帳を忘れたという「うっかり」も、実は「もっと丁寧に向き合いなさい」という神様からのメッセージかもしれない、と前向きに捉えるようにしています。
特に、お出かけ前や帰宅後に浄化の塩を使って気持ちをリセットすると、不思議と忘れ物も減り、参拝自体の集中力が高まったように感じます。
まとめ:忘れたことも「一つのご縁」として楽しもう
「御朱印帳を忘れた」という事実は変えられませんが、それに対する向き合い方は変えられます。
- 書き置き(紙)でいただけるので、諦めずに参拝して大丈夫
- 授与所では謙虚に「書き置きでいただけますか」と伺う
- 持ち帰った後は、テープのり等を使って丁寧に帳面に貼る
- その日の書き置き御朱印を見るたびに、「あの日忘れたおかげで、貼り方を工夫したな」という思い出にする
おみくじと同じで、御朱印も一期一会です。その日、その場所で授かった「紙の御朱印」は、後から振り返れば、完璧に用意して行った時よりも強く印象に残る「特別な1枚」になるはずです。
どうぞ、御朱印帳を忘れてしまった自分を責めすぎないでくださいね。神様は、あなたのその「参拝したい」という真っ直ぐな気持ちを一番に見てくださっていますよ。
あなたの御朱印巡りが、これからも素敵な出会いに満ちたものになりますように!

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