「出雲大社に行きたい」と思い立ったとき、カレンダーを見てふと手が止まることはないでしょうか。
「仏滅に行っても大丈夫なのかな?」
「雨が降ったら、歓迎されていないサインかもしれない」
「女性特有の体調の日は避けたほうがいいの?」
せっかく神々の集まる場所へ行くのなら、失礼のないようにしたいし、できるだけ良い状態で「ご縁」をいただきたい。そう思うのはとても自然なことです。
私も以前は、少しでも縁起が悪そうな日は避けるべきだと、神経質になっていました。しかし、神道の考え方や参拝の意味を少しずつ知る中で、大切にするべき基準が「暦」ではなく「自分自身の状態」にあると気づくようになりました。
この記事では、一般的に気にされがちな六曜や天気の捉え方と、私が実際に「今日はやめておこう」と判断する際の基準について綴ります。無理のない参拝計画のヒントになれば幸いです。

一般的に言われる「避けるべき日」と神道の考え方
まず、インターネットや口コミでよく目にする「避けるべき日」について、私が調べたり神職の方のお話から学んだりしたことを整理してみます。これを知るだけで、不要な不安はずいぶん軽くなりました。
六曜(大安・仏滅)は気にするべき?
カレンダーに書かれている「大安」や「仏滅」。結婚式やお祝い事では重視されますが、実はお寺(仏教)や中国の思想から来たもので、日本の神道(神社)とは直接関係がないと言われています。
つまり、出雲大社へのお参りが仏滅であっても、神様に対して失礼には当たらないという解釈が一般的です。「仏滅だから運気が下がる」と恐れる必要はなく、もし気になるようであれば、「午後から参拝する」「気持ちを引き締めてお参りする」といった自分なりのルールで納得できれば十分だと、私は捉えています。
「穢れ(けがれ)」という言葉の本当の意味
もう一つ、女性が気にしがちなのが生理の日や、身内に不幸があった忌中の期間です。古くから「穢れ」を避けるために参拝を控えるという風習があります。
ただ、この「穢れ」という言葉は「汚い」という意味ではなく、「気枯れ(きがれ)」、つまり「生命エネルギー(気)が枯れている状態」を指すという説があります。
身内を亡くして悲しみの底にいる時や、体調が優れず出血を伴う時は、無理に神域へ行くよりも、自宅で静養して「気を回復させる」ことが優先されるべきだ、という先人の知恵なのかもしれません。
私はこれを「禁止」ではなく「養生へのいたわり」だと受け取るようになりました。
私が実際に「参拝を控える」と決めた3つの基準
形式的な暦や迷信よりも、私が参拝日を決める上で大切にしているのは「今の自分のコンディション」です。次のような状態の時は、たとえ大安の快晴であっても、予定を変更することがあります。
体調や精神的な余裕がない時
仕事が忙しすぎて寝不足だったり、風邪気味だったりする時は、無理をして行かないようにしています。
以前、無理をして参拝した際、広い境内を歩くのが辛くて、感謝の気持ちよりも「早く座りたい」「帰りたい」という感情が勝ってしまったことがありました。これでは本末転倒です。
「気」が枯れている状態でご縁を求めても、受け取るための器が整っていないのかもしれません。そんな時は「今は休む時」と割り切り、元気になってから改めて伺うようにしています。
同行者と無理な調整が必要な時
誰かと一緒に参拝する場合、スケジュールの調整がつかずにイライラしたり、相手に無理をさせたりするようなら、その日は「行くべき日ではない」と判断しています。
出雲大社は「縁結び」の神様です。そこへ向かう道中で喧嘩をしてしまったり、空気が悪くなってしまったりしては、良いご縁も遠のいてしまう気がします。全員が気持ちよく「行こう!」と思えるタイミングが来るのを待つのも、大切な準備の一つだと感じています。
物理的に危険な天候の日
「雨の参拝は浄化の雨と言われて縁起が良い」という話も聞きます。しとしと降る雨の神社の雰囲気は、確かに幻想的で心が洗われます。
しかし、台風や警報級の荒天の時まで、「神様に試されている」などとポジティブに捉えて強行するのは避けています。神道は自然崇拝の側面もありますから、荒れ狂う自然に対しては敬意を払い、身の安全を守ることが最優先です。
参拝当日を「良い日」にするための準備
「避けるべき日」を気にするだけでなく、参拝の日をより良いものにするために、私が日常で意識していることがあります。それは「神頼み」に行く前に、自分の現状と向き合っておくことです。
願い事を整理し、自分と向き合う時間
ただ漫然と「幸せになれますように」と祈るよりも、今自分が何に悩み、どう変わりたいのかを明確にしておくほうが、参拝時の誓いが深まると感じています。
例えば、仕事で行き詰まりを感じているなら「新しい環境へ進む勇気が欲しい」、人間関係に疲れているなら「良縁を引き寄せる自分になりたい」といった具合です。
もし、具体的な悩みが深く、心の支えが欲しいと感じているなら、参拝と合わせて、日々の生活にお守りや護符を取り入れてみるのも一つの方法です。自分の願いを形にして持ち歩くことは、無意識への良いアプローチになると感じています。
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帰宅後の生活につなげる意識
参拝から帰ってきた後、その清々しい気持ちを日常で維持することも大切にしています。「お参りしたから終わり」ではなく、そこからがスタートです。
私は、自宅を「自分が一番安らげる場所」にしておくことが、運気を保つコツではないかと感じています。部屋を片付けたり、盛り塩をして場を清めたりすることで、神社で頂いた良い気を生活に定着させるようなイメージです。

自宅でお清めを行いたいけれど、作法が難しそうと感じる場合は、ご祈祷済みの塩を活用するのも手軽で安心です。
まとめ:無理のない日が、あなたにとっての「吉日」
出雲大社への参拝において、「絶対に避けるべき日」というものは、暦の上ではそれほど多くありません。もしあるとすれば、それは「あなたが無理をしている日」ではないでしょうか。
「せっかくの機会だから」と焦る気持ちも分かりますが、神様は逃げません。体調を整え、心が穏やかで、同行者とも笑顔で過ごせる日。そんな日が巡ってきた時こそが、あなたにとっての最高の「参拝日和」なのだと思います。
こだわりすぎず、自分の心の声を聞きながら、素敵なご縁を結びに行ってくださいね。


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