「ゴミとして捨てる」ことに抵抗がある理由
お守りを単なる物質として見れば、布や紙、木片の組み合わせに過ぎません。しかし、私たちはそこに「神様の力が宿っている」「守っていただいた」という感覚を持っています。
そのため、生ゴミや不用品と同じようにゴミ箱へ放り込む行為に対して、直感的に「申し訳ない」「怖い」という感情が湧きます。
一方で、埃をかぶったまま暗い場所に放置し続けることも、神様に対して誠実な態度とは言えません。役目を終えたお守りは、感謝をして手放すことで、気持ちの区切りをつけることができます。
視点の転換・考え方
「捨てる」と考えると罪悪感が生まれますが、「お清めして自然に還す(お返しする)」と捉えれば、自宅での処分も決して悪いことではありません。
▼ここだけは覚えておいて
- 形式よりも「感謝の心」が最も重要
- 自治体のルールに従うことはマナーの一部
自宅でできるお清めと処分の手順
神社やお寺への返納が難しい場合、以下の手順を踏むことで、敬意を持って手元から手放すことができます。

白い紙と塩を用意する
半紙やコピー用紙など、清潔な白い紙を広げ、その上にお守りを置きます。お守りに塩を左、右、左と三回かけ、「ありがとうございました」と感謝の言葉を念じます。
紙に包んで分別する
お守りをそのまま紙で包みます。他のゴミと直接触れ合わないように配慮した状態で、お住まいの自治体の分別ルール(可燃ゴミなど)に従って出してください。
郵送返納を利用する
どうしてもゴミとして出すのに抵抗がある場合は、郵送での返納を受け付けている神社を探すのも一つの手です。封筒に入れて送ることで、遠方からでもお焚き上げを依頼できる場合があります。
いずれまた神社を訪れる機会ができたときには、出雲大社の参拝作法と理由のような正しい知識を持って参拝すると、より清々しい気持ちで新しいお守りをいただけるはずです。
心を整えるための選択肢
自宅でお守りを処分する際、「本当にこれで清められたのかな」と不安が残る方もいるでしょう。その場合、お清め専用の「塩」を使うことで、儀式としての区切りを明確にする方法もあります。
通常の食塩でも問題ありませんが、ご祈祷された特別な塩を使うことで、より安心して感謝の気持ちを伝えられると感じる人もいます。
🙆♀️ 向いていると感じる人
- 不安を少しでも減らしたい
- 形から入ることで安心する
- 最後まで丁寧に扱いたい
🙅♀️ 向かないと感じる人
- 塩の種類にはこだわらない
- 手間をかけずに済ませたい
- 気持ちの問題だと割り切れる
まとめ
お守りの処分で最も大切なのは、これまで守ってくださったことへの「感謝」です。神社に返納できなくても、自宅で心を込めて手を合わせれば、バチが当たることはありません。安心して次のステップへ進んでください。


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