参拝を終えた後の、ちょっとした楽しみといえば「おみくじ」ですよね。
筒を振って棒を出す瞬間のドキドキ感。そして、開いた紙に書かれている「大吉」や「吉」の文字を見て、「やったー!」と喜んだり、「うわ、小吉か……」と少しがっかりしたり。
でも、そこでおみくじを終わらせてしまうのは、実はとてももったいないことなんです。
おみくじは単なる運試しの占いではありません。あなたが今抱えている迷いや悩みに対する、神様からの「お返事(手紙)」だと私は思っています。
この記事では、結果だけに振り回されず、おみくじの言葉を深く受け取るための引き方や、もしも「凶」が出てしまった時の心の持ち方について綴ります。

引く前に決めておきたい「たった一つのこと」
皆さんは、どんな気持ちでおみくじを引いていますか? 「なんとなく、今年の運勢を知りたくて」というのも間違いではありませんが、より深くメッセージを受け取るコツがあります。
「問い」を持ってから引く
もし誰かに相談をする時、「何でもいいからアドバイスして」と丸投げすることはあまりないですよね。「仕事で悩んでいるんだけど」「この人との関係をどうしよう」と、具体的なテーマがあるはずです。
神様に対しても同じです。おみくじを引く直前に、心の中で「問い」を決めてみてください。
「今度始めるプロジェクトについて、心がけるべきことはありますか?」
「最近体調が優れないのですが、何に気をつければいいですか?」
そうやってアンテナを立ててから引くと、おみくじに書かれている和歌や言葉が、驚くほど自分への具体的な答えとして響いてくることがあります。
結ぶ?持ち帰る?迷った時のマイルール
読み終わったおみくじを、境内の木や縄に結ぶべきか、持ち帰るべきか。これには諸説あり、迷うところです。
「結ぶ」と「持ち帰る」の意味
一般的に「結ぶ」という行為には、「神様とのご縁を結ぶ」という意味や、「悪い運気を境内にとどめて浄化してもらう」という意味があると言われています。
一方、「持ち帰る」ことには、「神様の言葉を時々読み返し、生活の指針にする」という意味があります。
私の判断基準
私は、どちらが正解というよりも、その時の自分の直感で決めています。
読んでみて「勇気が出る」「忘れたくない言葉だ」と感じたら、手帳や財布に入れて持ち帰り、迷った時に読み返します。逆に、「今は受け止めきれない」「ちょっと厳しい言葉だな」と感じたら、「どうぞ良い方向に導いてください」と願いを込めて、境内に結んで帰ります。
大切なのは形式ではなく、あなたがその言葉をどう扱いたいか、です。
「凶」が出たらおめでとう。それは「強運」のサイン
さて、一番気になるのが「凶」が出た時です。ガーンとショックを受けて、何度も引き直したくなる気持ちも分かりますが、ちょっと待ってください。
「凶」は「強」に通じる
実は、凶は恐れるものではありません。運気のサイクルで言えば、「今が一番底の状態」を意味します。底ということは、これ以上落ちようがない。つまり、「これからは上がるしかない(伸びしろしかない)」という、ある意味で最強の状態なのです。
また、「凶」は「強(きょう)」に通じるとも言われ、強い運気を受け取るための準備期間と捉えることもできます。
「今は調子に乗って動かず、じっと力を蓄えなさい」「足元を見直しなさい」という、神様からの愛ある警告です。このアドバイスに従って慎重に行動すれば、大きな失敗(大凶)を避けることができ、結果的に平穏無事に過ごせる。それが凶の本当の役割です。
だから、引き直しはおすすめしません。せっかくのアドバイスを「聞きたくない!」と耳を塞ぐようなものだからです。凶が出たら、「よし、ここから上がるぞ」と腹を括ればいいのです。
おみくじの言葉を「行動」に変える
おみくじに書かれている「待ち人」「失せ物」「商売」などの項目。これらはただの予言ではなく、「こうすると良いよ」というヒントです。
そのヒントを行動に移し、さらに自分の意志を補強するアイテムを取り入れることで、運気は確実に動き出します。
- 「商売:利益あり。励め」と出たら
追い風が吹いています。転職や新しいキャリアへの挑戦など、具体的な行動を起こすチャンスです。
ツナグバ 転職・パートナーズ仕事運をさらに確実なものにするために。
仕職護符 - 「待ち人:遅れるが来る」「縁談:調う」と出たら
焦らずに自分磨きをして待つ時です。心を整えておくことが良縁への近道。
恋愛護符 - 「病気:長引く。養生せよ」と出たら
無理は禁物というサイン。まずは心身の浄化を最優先に。
健康護符
ご祈祷済「浄化塩」
まとめ:すべてはあなたを良くするためのメッセージ
大吉が出たら、驕らず感謝して進む。
凶が出たら、気を引き締めて足元を固める。
どんな結果が出ても、それは今のあなたをより良い方向へ導くための、神様からのメッセージです。一喜一憂するのではなく、「今の私に必要な言葉をありがとう」と受け止める。
そんな大人の引き方ができれば、おみくじはあなたの人生を照らす、心強い羅針盤になってくれるはずです。


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