こんにちは、リョウです。
このささやかなブログに足を運んでくださり、本当にありがとうございます。たくさんの情報が溢れる中で、こうしてあなたと出会えたご縁に、心から感謝しています。
もしかして今、あなたも、言葉ではうまく説明できないような「何か」が足りない、と感じていませんか?
まるで、薄い灰色のベールが心にかかっているような…。
晴れ渡る青空を見ても、昔のように心が躍らない。
大好きだった趣味にも、なんだか身が入らない。
「私の人生、このままでいいのかな…」
そんな、ぽっかりと空いた心の隙間を、どうやって埋めたらいいのか分からず、途方に暮れてしまう日。
もし、あなたが少しでもそんな気持ちを抱えているのなら、どうか、このままもう少しだけ、私の話に耳を傾けていただけないでしょうか。
何を隠そう、ほんの数ヶ月前の私が、全く同じ場所に、一人でうずくまっていたのですから。
この記事では、かつての私が抱えていた「漠然とした不安の正体」について、そして、そんな暗闇の中で私が見つけた「一筋の希望の光」について、私のありのままの言葉でお話ししたいと思います。
これは、あなたのため、そして、かつての私自身のための物語です。
鏡を見るたび、SNSを開くたび… 私を襲った「見えない不安」の正体
子育てが一段落し、夫は仕事一筋。日中は近所のスーパーでパートをして、帰ってきては夕飯の支度をする。そんな、代わり映えのしない毎日でした。
穏やかと言えば聞こえはいいですが、その実、私の心はいつもザワザワと落ち着きませんでした。その正体は、はっきりと形をなさない、いくつかの「見えない不安」だったのです。
1. 老後のお金、本当に大丈夫?消えない経済的な不安
一番大きかったのは、やはりお金の不安でした。
テレビをつければ「老後2000万円問題」が騒がれ、雑誌をめくれば「年金だけでは暮らせない」という文字が目に飛び込んでくる。
「夫の退職金はいくらだろう…」
「病気になったらどうしよう…」
「子どもたちに迷惑はかけたくない…」
考えれば考えるほど、不安は雪だるま式に膨らんでいきました。かといって、私自身に特別なスキルがあるわけでもなく、今から正社員で働くなんて考えられない。パートで稼げる金額なんて、たかが知れています。
誰に相談していいのかも分からず、ただ一人で通帳を眺めては、深いため息をつくばかりでした。
2. いつも体がだるい…原因不明の心と体の不調
お金の不安と並行して、私を悩ませていたのが体の不調です。
朝、目が覚めても、鉛のように体が重い。
ちょっと動いただけですぐに息切れがして、ひどい肩こりと頭痛に悩まされる。
夜はなかなか寝付けず、寝てもすぐに目が覚めてしまう。
病院に行っても「更年期ですね」「ストレスでしょう」と言われるだけで、出されるのは気休めのような薬ばかり。根本的な解決にはならず、「私の体、この先どうなっちゃうんだろう」という恐怖心だけが募っていきました。
心が元気じゃないから体も不調なのか、体が不調だから心も沈んでいくのか…。まるで出口のないトンネルを彷徨っているような気分でした。
3. 「私の人生、このままでいいの?」ぽっかり空いた心の穴
そして、これら全ての不安の土台にあったのが、「生きがい」の喪失感でした。
必死だった子育てが終わり、子どもたちがそれぞれの家庭を築いていく姿は、誇らしくもあり、同時に寂しくもありました。夫は定年が近いこともあり、仕事がますます忙しそう。夫婦の会話も、いつの間にか減っていました。
ふと、社会から、家族から、自分だけが取り残されてしまったような感覚に襲われるのです。
「私は、誰の役にも立っていないんじゃないか?」
「この先の何十年、何を楽しみに生きていけばいいの?」
SNSで見る、旅行を楽しんだり、新しい趣味に夢中になったりしている同世代の友人たちが、眩しくて仕方ありませんでした。キラキラした投稿を見るたびに、自分の人生が色褪せて見えて、劣等感で胸が締め付けられました。
▼あなたも、こんな風に感じていませんか?
- 将来のお金のことを考えると、胸がザワザワする。
- いつもどこか体調がスッキリせず、気分も晴れない。
- 「私の人生、こんなはずじゃなかった」と虚しさを感じる。
もし、一つでも当てはまるなら、それは決してあなたがおかしいわけではありません。それは、多くの50代の女性が通る、自然な心の変化なのです。
その虚しさ、あなただけじゃない。50代は「人生の踊り場」なんです
かつての私もそうでしたが、私たちは真面目で、責任感が強い世代なのかもしれません。
妻として、母として、社会の一員として、いつも「誰かのため」に一生懸命に頑張ってきた。
そして50代になり、ふと自分の足元を見たとき、「あれ?私はどこに向かって歩いてきたんだっけ?」と立ち止まってしまう。それが、この「漠然とした不安」の正体なのだと、今なら分かります。
子育ての卒業と、夫婦の関係性の変化
人生の大きな役割だった「母親」という肩書きが、少しずつ手から離れていく時期。それは、喜ばしい成長であると同時に、「私のアイデンティティとは何だろう?」と自問自答する期間でもあります。
また、夫も定年を前に仕事のプレッシャーや立場が変わり、心に余裕がなくなっているのかもしれません。昔のように、何でも話せた関係性が少しずつ変化し、孤独を感じやすくなるのも、この年代特有のことかもしれませんね。
頑張りすぎた心と体のサイン
そして、見過ごしてはいけないのが、これまでの人生でずっと頑張り続けてきた、あなた自身の心と体からのサインです。
ホルモンバランスが大きく変化するこの時期は、ただでさえ心身が揺らぎやすいとき。そこに、これまでの疲れや我慢がどっと押し寄せてくる。「もう、以前のようには無理できないよ」「少し、自分のことを労ってあげて」と、体と心が悲鳴をあげているのかもしれません。
そう。私たちが感じている虚しさや不安は、人生の「終わり」が近づいているサインなんかじゃない。
むしろ、これまでの役割から一度解放され、「本当の自分」として新しいステージに上がるための、大切な『踊り場』にいるという証拠なのです。
大丈夫。その「不安」は、新しい人生の扉を開く「鍵」でした
暗闇の中で一人で膝を抱えていた私ですが、あることに気づいたとき、景色が少しずつ変わり始めました。
それは、この「不安」や「虚しさ」から、目をそらさない、ということ。
「こんなこと考えちゃダメだ」と蓋をするのではなく、「そっか、私、今、不安なんだね」「寂しいんだね」と、まずは自分の気持ちを、ありのまま認めてあげることから始めたのです。
「何かが足りない」は「新しい何かを始める」チャンス
自分の心に正直になったとき、ふと、こんな風に思えるようになりました。
「何かが足りない」と感じるということは、裏を返せば、心の中に、まだ「新しい何か」を入れるスペースが残っているということ。
「人生が虚しい」と感じるということは、これから、その虚しさを埋める「本当の生きがい」を見つけられる可能性があるということ。
そう思えたら、これまで灰色に見えていた世界に、ほんの少しだけ色が戻ってきたような気がしました。絶望だと思っていたこの状況は、実は、これからの人生を「自分らしく」再設計するための、最高のチャンスなのかもしれない、と。
私が見つけた、一筋の希望の光
そこから私は、藁にもすがる思いで、自分のこの心を救ってくれる何かを探し始めました。
たくさんの本を読み、インターネットで色々な情報を調べました。
そして、まるで導かれるように、一つの考え方に出会ったのです。
それは、派手な成功法則でも、難しい哲学でもありませんでした。
古くからこの日本で、私たちの祖先が大切にしてきた、とてもシンプルで、温かい叡智でした。
その教えに触れたとき、私の心に、間違いなく一筋の希望の光が差し込んだのです。
▼人生の後半戦を、もっと輝かせるために
- 今の不安な気持ちを、まずは自分で認めてあげましょう。
- 「何かが足りない」は、新しい人生の始まりのサインです。
- あなたの中には、まだ気づいていない素晴らしい力が眠っています。
この光が一体何だったのか。そして、私の人生がどう変わっていったのかについては、また別の記事で詳しくお話しさせてくださいね。
ただ、今、不安の渦中にいるあなたに、これだけはお伝えしたいのです。
あなたは、決して一人ではありません。そして、あなたの人生は、決してここで終わりではありません。
まとめ:焦らなくて大丈夫。まずは、自分の心に正直になることから
今回は、50代の多くの女性が抱える「漠然とした不安の正体」と、それが決してネガティブなだけのものではない、ということをお話しさせていただきました。
お金のこと、健康のこと、そして生きがいのこと…。
これらの悩みは、それぞれがバラバラに存在しているように見えて、実は根っこで繋がっています。
もっと具体的に、それぞれの不安をどうやって和らげていったのか、私の体験談も交えながら、少しずつお話ししていけたらと思っています。
もしあなたが、
「老後のお金の不安から、少しでも解放されたい…」と感じているなら、こちらの記事が何かヒントになるかもしれません。
→ 「老後のお金が足りない…」52歳の私が年金不安から解放された意外な方法
「原因不明の体調不良を、根本から何とかしたい…」と思っているなら、ぜひこちらの記事も読んでみてください。
→ 【更年期の不調?】原因不明の体調不良に悩んだ私が、薬に頼らず元気を取り戻した話
そして、
「今の日本や、この先の未来に、言葉にならない違和感や不安を感じている…」というお気持ちがあるなら、その感覚はとても大切です。こちらの記事で、その想いを分かち合えたら嬉しいです。
→ 「今の日本、何かがおかしい…」その違和感、未来を変える最初のサインです
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
あなたの心が、少しでも軽くなることを、切に願っています。
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